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[[第28回研究会>028]]
* 債券市場における金融極性辞書の自動構築とその拡張 [#h4a93810]
** 著者 [#d3f78d6d]
今井康太, 酒井浩之, 永並健吾(成蹊大学), 稲垣真太郎(みずほ証券)
**概要 [#ade7e8d1]
近年,膨大な金融情報を分析して投資判断を支援する技術が注目されている.その一例が「利上げ」のような金融に関連する語を収録した金融極性辞書である.金融極性辞書について,これまでに株式に特化した「ネガティブ・ポジティブ」付与の研究は行われているが,債券などの異なる市場には対応できていない.また,既存の金融極性辞書には単語(あるいは複合語)が収録されており,例えば,「増加」という語について一つの極性が付与されている.しかし,「消費が増加」や「コストが増加」のように,語の前後関係まで広く捉えてみると,必ずしもその語に付与されている極性が正しいとは限らないことがわかる.そこで,本研究では債券市場を対象とし,語の前後関係まで拡張した文字列を収録した金融極性辞書の自動構築手法を提案した.さらに,自動構築した金融極性辞書の一部を学習データとして文中の形態素にタグを付与して文へのタグ付けを行うモデルを活用することによって,新たな表現の獲得に成功した.
**キーワード [#ccb041db]
表現獲得, 表現拡張, 極性付与, 債券市場, 金融極性辞書, テキストマイニング
**論文 [#g88b163e]
//(3月9日以降に公表いたします)
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