027-09

2021-08-22 (日) 12:43:11 (34d) | Topic path: Top / 027-09

第27回研究会

確率的にホールドの長さが決まる人工市場モデル

著者

片平啓(筑波大学), 陳昱(東京大学), 秋山英三(筑波大学)

概要

Stylized facts, 人工市場モデル, Self-organized Speculation Game, 投機的パターン

キーワード

本研究では、人工市場モデル「投機ゲーム」を洗練化した「Self-organized Speculation Game(SOSG)」をさらに単純化し、パラメータの数を減らした軽量モデル「Pure Random Speculation Game(PRSG)」を構築した。PRSGのプレーヤーは、戦略テーブルの代わりに、確率に従ってホールドの長さを決める。したがって、PRSGでは、往復取引が「形式的に」なされるが、volatility clusteringなどの基本的なstylized factsが創発する。また、SOSGと同様に、市場規模も自発的に定まる。しかし、asymmetry in time scalesなどの高次のstylized factsについては、PRSGでは再現されない。高次特性の消失には、価格変動の時間構造に投機的パターンが見られないことが関連していると考えられる。

論文

(10月6日以降に公表いたします)

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