023-25

2019-10-03 (木) 10:09:03 (41d) | Topic path: Top / 023-25

第23回研究会

暗号資産(仮想通貨)の資産クラスとしての特性 - マクロ的視点における Bitcoin および Ethereum の解釈 -

著者

伊藤彰朗, 今村光良, 中川慧(野村アセットマネジメント)

概要

Bitcoin を代表とする暗号資産(仮想通貨)においては, Facebook による Libra の公表など,価値移転の手段としてのシステム分野における技術的注目がある一方, 金やドルを対象に Volatility の特徴を比較した初期的な研究の報告以降, 金融分野においては,資産的性質への関心が大きい. 暗号資産における,資産クラスを解明し,伝統資産との関係性や価格の変動要因の背景を理解することは ポートフォリオマネジメントにおける意思決定や,アノマリーの発掘を助けるため, 資産的性質の分析が必要とされている. しかしながら,これまでの先行研究において伝統的な資産との関係性が否定されているにも関わらず, 依然として暗号資産の資産的性質に対する定義は難しく,継続した調査が実施されている. そこで本研究では,暗号資産の価格変動に対するマクロ的視点からの特徴を調査する. すなわち,資産クラス全体の背後にあるマクロ要因(ファクター)を特定し,そのファクターから暗号資産の特徴付けと解釈をおこなう. マクロ的視点に立つことで,中長期的な意味での変動要因を特定し,既存の資産クラスとの異同が明確になる. 分析の結果,(1)暗号資産は既存資産クラスの主要変動要因の1つであるリスクオン/オフに対する感応度は低いこと,(2)既存資産クラスとは独立した変動要因が多くを占めることが明らかになった.

キーワード

暗号資産, 仮想通貨, ブロックチェーン, マクロファクター

論文

(10月9日以降に公表いたします)

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