023-22

2019-08-28 (水) 14:23:16 (24d) | Topic path: Top / 023-22

第23回研究会

人工市場を用いたザラ場市場におけるレバレッジドETFの取引手法の検討

著者

丸山隼矢(神奈川工科大学), 水田孝信(スパークスアセットマネジメント), 八木勲(神奈川工科大学)

概要

レバレッジドETFとは,日々のリターンが原資産や原指数(例えば,日経平均やTOPIXなど)の価格の変動率に一定の倍数を乗じた値動きをするETFのことを指す.レバレッジドETFは,レバレッジ率を維持する(保有する原資産の純資産総額を,レバレッジドETFの純資産総額の決められた倍数に維持する)よう,原資産の価格が上昇すれば原資産を買い,反対に下落した際は原資産を売るというリバランス取引を日々行わなければならない.そのため,これらの売買が原因で原資産の価格を不安定にさせているのではないかと言われている.これまでに,人工市場を用いた研究によってレバレッジドETFが原資産市場の価格形成に影響を与えることが知られている.しかし,リバランス取引にはさまざまなバリエーションが考えられ,その中には市場に影響を与えにくい手法もあるのではないかと考えられる.そこで,本研究では人工市場を用いて原資産市場の価格形成への影響が限定的なレバレッジドETFの取引手法がないか調査した.その結果,リバランス取引の最低注文数が大きくなるほどリバランス取引の総注文数を抑えることができ,かつ,市場に与える影響が少ないことを確認した.

キーワード

人工市場, マルチエージェントシミュレーション, レバレッジドETF, 金融市場

論文

(10月9日以降に公表いたします)

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