020-01

2018-03-14 (水) 11:20:42 (126d) | Topic path: Top / 020-01

第20回研究会

ダークネット観測情報を用いた仮想通貨市場におけるリスクの考察 -仮想通貨市場におけるオルタナティブ・データの活用-

著者

中川慧, 今村光良(野村アセットマネジメント,筑波大学), 面和成(筑波大学)

概要

P2P型の分散台帳システム(ブロックチェーン)であるBitcoinなどの仮想通貨は、決済代替手段として活用が進められている。 決済サービスにおいて信頼性・安全性が非常に重要な側面である。しかしながら、近年、仮想通貨は価値上昇とともに、 悪意あるユーザーの標的となり、 広域に展開されているネットワークサービスであることから、 システムとしての脆弱性を突いた攻撃が問題とされている。 こうした問題は、仮想通貨の決済サービスとしての信頼性・安全性を著しく低下させる。したがって通常、金融資産価格において着目する価格変動や需給だけでなく、システムに内在するセキュリティ・リスクに注目する必要がある。そこで本研究では、仮想通貨市場におけるリスクを評価する上で有用と考えられるオルタナティブ・データ としてダークネットにて観測される通信を用いることを提案する。ダークネットとは、ルーティング可能で未割り当てのIP アドレス空間の呼称であり、主にセキュリティ・インシデントの兆候を観測するために利用されている。これは投資家にとっては潜在的な仮想通貨取引のリスクを把握するうえで有用であり、サービス提供者にはリスクの説明や、セキュリティ対策の上で重要である。また、ダークネット観測情報は仮想通貨だけでなく、企業のセキュリティ・リスクのモニタリングにも活用の展望がある。

キーワード

仮想通貨,ビットコイン,ダークネット,オルタナティブ・データ,セキュリティ・リスク評価

論文

fileSIG-FIN-020-01.pdf

添付ファイル: fileSIG-FIN-020-01.pdf 857件 [詳細]
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