SIG-FIN-011-01

2013-10-12 (土) 06:49:43 (1500d) | Topic path: Top / SIG-FIN-011-01

第11回研究会

人工市場を用いた大規模誤発注による市場混乱を防ぐ制度・規制の検証~トリガー式アップティック・ルールを中心に~

著者

水田孝信 (スパークス・アセット・マネジメント株式会社, 東京大学), 和泉潔 (東京大学, CREST), 八木勲 (神奈川工科大学), 吉村忍 (東京大学)

概要

人工市場モデルを用いて,大規模誤発注が価格変動に与える影響の分析を詳細に行い,値幅制限およびトリガー式アッ プティック・ルールが市場混乱を抑える効果があるかどうかを分析した.大量の誤発注が短時間に集中する場合と,少量 の誤発注が長期にわたる場合を比較すると,総誤発注株数が同一であるならば,両者は同程度の価格下落を導くことが 分かった.また,誤発注時の値幅制限の効果を分析した結果,誤発注が続く期間より短い期間の騰落率を制限する値幅 制限が有効であることが分かった.さらに,空売りの価格規制の一種であるアップティック・ルールについても,誤発注 時の効果を分析した.その結果,時間解除方式の場合,誤発注期間と解除時間が大きくは違わない場合のみ有効である ことが分かった.また,騰落率解除方式が有効であることが分かった.これらの分析結果が,実際の市場の制度・規制に 対してどのようなことを示唆しているかを最後に議論する.

論文

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